No.18
たたきなます
特徴
七ヶ浜町の郷土料理といえば「たたきなます」が代表的な1品に挙げられる。
旬の魚の目玉と内臓だけを取り出し、身、骨、皮を一緒に叩いて砕き、大根おろしと味噌を一緒に合わせた料理である。
たとえば、千葉県の夷隅郡周辺で食べられている郷土料理、千葉県山武市周辺の、「アジのたたき」と呼ばれるよく似たものがあり、叩いたアジにシソや山椒の葉等を刻み入れ、最後に酢をかけて食べ料理だが、七ヶ浜では骨ごと叩いたり、最後に大根おろしをのせていただくところに違いがある。
七ヶ浜の漁師は、弁当として、ご飯と味噌と菜切り包丁だけを持って船に乗り、水揚げした魚を船上で「タタキなます」として調理して食べた。
材料
- 旬魚
- 酢
- 味噌
- 大根
作り方
- ①旬の魚の目玉と内臓だけを取り出し、身、骨、皮を一緒に叩いて砕く。
- ②酢をかけ骨を柔らかくしたのち味噌を和えてさらにたたく。
- ③最後に、ご飯の上に②をのせ、大根おろしを添えていただく。